【S2】カバサメ【2012】
どうも、Louisです。 S2お疲れ様でした。私個人としては全体的なインフレの波に乗れず、回線切れやレート差マッチなどあまり気分良くレートができず頻繁に溶かしていた中で2000達成して気持ち良くなったので満足しました。
構築経緯
サンムーンにおいてインファイトに爽快感がなくなり個人的にルカリオを使う価値の9割が失われたため、他のポケモンを使うことを念頭にPTを組むことを考えた。その中で催眠威張るが大好きな某氏が「カバサメ強いよ〜」と言っていたので興味が湧き、メガサメハダーから組みはじめた。
PTコンセプトは
サメハダーで全員殺す。
というわけで全抜き補助のステロが欲しくなったため、色々なステロ撒きを触った結果、最終的にカバルドンを採用。挑発持ちが展開阻害をしに初手に来やすかったのでカバルドンは後発に置くことにし、初手に投げやすく高い削り性能をもつミミッキュ、またサメが止まり、カバルドンにも強い耐久水(レヒレなど)を粉砕するためカミツルギ、この4枠できついキノガッサやルカリオに強い裏のメガとしてボーマンダ、そしてルカリオにより強くなり、サメハダーが崩しやすい鋼を呼びさらに先制技から守ることを期待しカプ・テテフを採用した。
個体解説
以下採用順
サメハダー@メガ石
メガ前 145-187(236)-60-118(20)-54-147(252)
メガ後 145-209(236)-90-133(20)-76-157(252)
噛み砕く/地震/冷凍ビーム/守る
S:準速
A:11n最大
C:残り
テテフ、ガブ、リザ、マンダ、メタグロスなどに強い(?)メガ枠でありこの構築の原点。メガ前の耐久は酷いがメガ後だとメガ前ルカリオくらいはある。がんじょうあご噛み砕くの火力と通りがよく、加速して噛み砕いてたら勝ちという場面が非常に多かった。技構成は諸説あるがコケコに通りギルガルドのキンシを触らない地震、マンダやランドの威嚇の影響を受けずに気持ちよくなれる冷凍ビームを採用した。加速しようと守れば電気Zで吹き飛ばされ、1回加速して調子こいてたら臆病スカーフテテフやスカーフゲッコウガに上から吹き飛ばされ世の中の厳しさを学ばされた。
カバルドン@ゴツメ
215(252)-132-187(252)-x-92-68(4)
HB:ぶっぱ
DよりSに振った方が影響出やすい気がしたので残りをS
クッション。後述のミミッキュやカミツルギが出し負けた時に投げ、あくびで切り返し、砂ゴツメステロによるスリップダメージを稼ぎサメハダーの圏内に入れる。コケコの草結びでよく死んだ。基本的にギルガルドを受けることができないのでギルガルドにはカバルドンを投げてそのまま切ることが多かった。しかしやたら遅いギルガルドが多く、かなりの頻度で上から動けた。またボーマンダも基本的に受からないのでカバルドンはかなり情けない死に方をすることが多かった。
ミミッキュ@フェアリーZ
131(4)-142(252)-100-x-125-162(252)
じゃれつく/身代わり/呪い/いたみわけ
荒らし枠その1。公開と同時にサメとの相性の良さを感じて丸パクリした。構築段階では初手に投げることが多くなると思っていたが後述のカミツルギが刺さる場合の方が圧倒的に多かったため選出率はあまり高くなかった。カミツルギが通しづらい受け回しにはよく刺さり気持ちよくなれた。
カミツルギ@ノーマルZ
137(20)-225(188)-152(4)-x-60(68)-173(228)
S:準速マンダ抜き
HD:臆病ジャローダのリフスト&+2リフスト耐え
A:残り(H4振りギャラがZギガインパクトで確1)
B:端数
荒らし枠その2。タイプ一致のリーフブレード、格闘打点として聖なる剣、受けを許さなくする剣の舞、そしてオフで教わり初手リザYを粉砕して気持ち良くなれるZギガインパクトを採用した。なおリザXは落ちない(無振りならリフブレ+Zで落ちる)。Z辻斬りでないのはサメハダーが高い悪打点を持つことと単純にZギガインパクトのほうが威力が高いため。マンダで崩しづらいバナ+マンダ受けのサイクルを崩しやすいこと、ボーマンダを粉砕しうることなど多くの恩恵があった。しかし悪Zを知らない人にガルドを投げられまくって非常にイライラした(リフブレ+Z辻斬りでH振りガルド確1)。そして全くスカーフを警戒してもらえなかった。ジャローダ意識の調整をしたもののめざ炎で無事死亡した。
ボーマンダ@メガ石
メガ前 181(84)-194(172)-101(4)-x-101(4)-151(244)
メガ後 181(84)-205(172)-151(4)-x-111(4)-171(244)
おんがえし/ストーンエッジ/みがわり/龍の舞
A:+1恩返しでガブ確1
S:最速ウツロイド抜き
H:残り
BD:端数
補完枠その1。ルカリオガッサを選出段階から威圧するドラゴン。初手のジャロなどにも強くなれるように最速フルアタなどでもよかったが、起点を作れるカバと相性がいい気がしたので龍舞型にした。反動のない安定打点としてやつあたりより個体調整が楽な恩返し、なにかと透かせる身代わり、レボルトを飛ばして気持ち良くなるためにエッジを採用した。サメハダーの選出率が高く、ルカリオやガッサがいない限りほとんど出すことはなかった。
カプ・テテフ@スカーフ
151(44)-x-99(28)-179(228)-136(4)-155(204)
サイコキネシス/ムーンフォース/シャドーボール/サイコショック
S:準速ガブ抜き
HB:ミミッキュのシャドクロ耐え
C:残り
D:端数
補完枠その2。ルカリオに勝つためスカーフで採用。タイプ一致のサイキネムンフォ、テテフやグロスに通るシャドボ、ラブボに入れてたらめざパ厳選してられなかったので適当にショックを入れておいた。Cを削りすぎて絶妙に火力が足りないものの選出圧力が非常に高く、カミツルギルカリオ対面でラスカしか打たれなかったのでルカリオをカミツルギで突破し気持ち良くなれた。
選出
基本的には
ルカリオやガッサがいるときは
カミツルギ+テテフ+マンダ
という選出が多かった。
立ち回りに関してはリスクよりもリターンを重視することが多かった。他にはサメハダーが2加速できるような立ち回りを心がけた。(そのせいで1度スカーフジバコイルにボコボコにされたこともあった)
サメハダーやカミツルギのような尖ったポケモンは使うのが非常に楽しかったです。また命中不安が少ない上にあまり打たないのでこちらの都合で運負けすることが少なくレート差マッチが多い現状況にとって良かったです。テテフやガブ、それらに強いグロスなどが環境に多い限りはサメハダーは刺さり続けると思います。この記事が誰かがサメを使うきっかけになれば嬉しい限りです。
以上です。なにかあればTwitterまで